歴史と建築から見る、旧高野寫眞舘の魅力

旧高野寫眞舘2階のメインスタジオ全景と蛇腹式カメラ、ラグ、障子のある空間 建物の魅力
蛇腹式カメラや障子戸が残る、2階スタジオの全体風景。和と洋が混ざり合う写真館の中心です。

旧高野寫眞舘(髙野家住宅主屋)は、1912年に創業、そして1928年に現在の建物が再建された、糸魚川市に残る貴重な文化財建築です。

最大の特徴は、昭和初期に建てられたコンクリート造という当時最先端の構造。 大火にも耐えた堅牢なつくりは、まさに時代を超えて受け継がれる建築の証です。

内部には、木製の階段や和洋折衷の建具、障子など、昭和の趣を感じさせる意匠が随所に見られます。 外観はモダンでありながら、内装はどこか懐かしく、落ち着きのある空間を生み出しています。

地域の人々の記憶とともに歩んできたこの場所。 一度訪れれば、その魅力にきっと心を奪われるはずです。

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